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2025.05.18

40代の作業療法士の年収について徹底解説|キャリアの安定と収入増加のポイント

40代の作業療法士の年収について徹底解説|キャリアの安定と収入増加のポイント


作業療法士としての経験を積み重ね、40代はキャリアが安定し、収入も向上する時期です。今回は、40代の作業療法士の年収事情について詳しく解説し、さらなる収入アップのための具体的な方法も紹介します。


40代の作業療法士の平均年収はどのくらい?

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」や業界のデータによると、40代の作業療法士の平均年収は以下の通りです。

年齢 平均年収 月収(手取り) ボーナス
40歳〜44歳 450万〜550万円 約30万〜35万円 年2回で70万〜100万円
45歳〜49歳 500万〜600万円 約32万〜38万円 年2回で80万〜120万円

40代になると、職場での信頼も厚くなり、役職に就く機会も増えてきます。特に訪問リハビリ管理職へのキャリアパスを選ぶことで、年収はさらに上昇します。


40代の作業療法士の年収に影響する要素


① 勤務先の種類

  • 総合病院、リハビリセンター、訪問リハビリ、介護施設など、勤務先ごとに年収は異なります。

  • 総合病院:450万〜550万円

  • 訪問リハビリ:500万〜600万円

  • 介護施設:400万〜500万円

特に訪問リハビリは出来高制を導入していることもあり、担当件数が多いほど年収が増える傾向があります。


② 管理職や役職への昇進

  • 40代は主任や課長職など、管理職への昇進のチャンスが広がります。

  • 管理者になると、役職手当が毎月3万円〜7万円プラスされるため、年間で40万〜80万円の収入増加になります。

  • 主任作業療法士やリハビリテーション部門の責任者になることで、年収は600万円以上を目指せます。


③ 資格の取得による年収アップ

  • 40代でも資格取得は大きなプラスになります。特に以下の資格は、収入アップに直結します。

資格名 年収アップの目安 難易度
認定作業療法士 +30万〜50万円 ★★★★☆
福祉住環境コーディネーター +20万円 ★★★☆☆
ケアマネージャー +50万〜100万円 ★★★★☆

特に、ケアマネージャーは管理業務も行うため、給与水準が高くなります。


④ 夜勤・残業手当の積み重ね

  • 40代になると夜勤を担当する割合は減ることが多いですが、役職手当や管理職手当が増えるため、全体の収入は安定しています。

  • 残業手当も時間あたり2000円ほどつくため、月に10時間の残業で2万円、年間で24万円のプラスです。


40代の作業療法士が年収を増やす具体的な方法


① 訪問リハビリで件数を増やす

  • 訪問リハビリは1件あたりの単価が高いため、担当件数を増やすことで収入を伸ばせます。

  • 月20件の訪問リハビリで月収5万〜10万円のプラスが見込めます。


② 管理職ポジションを目指す

  • 主任や管理者、地域包括支援センターの相談員など、役職を目指すことで収入が安定・向上します。

  • 地域包括ケアの管理者になれば、年収は700万円以上も視野に入ります。


③ 副業で収入源を増やす

  • 最近では、オンラインリハビリ医療ライティングリハビリ講師として副業を行う作業療法士も増えています。

  • 月5万〜10万円のプラス収入も期待できます。

副業の種類 内容 月収目安
オンラインリハビリ 患者とリモートでリハビリ指導 5万〜10万円
医療系ライティング 医療やリハビリ関連の記事執筆 3万〜5万円
リハビリ講師 専門学校やセミナーでの講師業務 4万〜8万円

④ 自己投資を怠らない

  • 40代はキャリアの集大成を築く時期でもあります。最新のリハビリ技術や治療法を学び続けることで、職場での価値を高めることが可能です。


まとめ|40代の作業療法士が目指すべきキャリア

40代の作業療法士は、安定した年収を確保しつつ、管理職や訪問リハビリのキャリアを伸ばすことで、さらに収入を増やすことができます。
また、副業を活用することで、リスク分散と収入増加を実現できます。

 

いかがでしたか?
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